中国は電話番号が身分証のようなひとつの個人番号のように用いられます。
電話番号で各種登録をしていて、何かを変更するにも携帯電話のSMSで個人認証が求められます。
ですから、電話番号は基本変えないのがベターです。。
もし変えるとしても、前の番号を前に新しい番号への変更手続きをしておくのがよいでしょう。
と言いながら、先日不本意ながら一つの電話番号を失ってしまいました。
原因は私じゃないのですが…。というと言い訳のようですがね。
仕事の都合上日本に一時帰国して、再度中国に戻った時、なぜか電話がつながらなくなってしまいました。
すぐに携帯電話会社(中国移動)に行って理由を聞くと、
SIMカード購入時に実名登録してないから、番号は消されたとのこと。
いやいや、ちゃんとパスポート出しましたよ、と言ってももうだめです。
管理画面では私の名前がでているのに、現在「凍結中」の表示。
SMSでメールが送られているはずだと言われるのですが、帰国してたし、履歴にも残ってないし。
と言っても、ここは中国です。理不尽や腑に落ちないことはよくあるもの。
いちいち腹を立てていてはいけません。
仕方なくその番号は捨て、その番号で登録していた各種サービスの登録番号を変更することに。
これがまた面倒…。
まず銀行。これは直接窓口にいけばやってくれます。
次に
支付宝。
中国生活に支付宝は不可欠です。お金のやり取りに重宝します。
これもネット上でなんとか変更終了。
次は
微信(wechat)、QQなどのSNS。
これらも中国生活に不可欠です。
wechatもネット上でなんとか変更完了。
QQが少し面倒でした。
まずqq安全中心で、密保手机を選択します。
そうすると、まず古い番号を入れるよう要求されます。
それから新しい番号を入れます。
新しい番号にSMSが届くので、認証番号を送ります。
すると、6時間の猶予が発生し、仮に別人が操作していたらその間に元の番号の持ち主は取り戻せることができます。
6時間が過ぎると、はれて新しい番号に切り替わります。
安全性は高いですが、その分面倒も多いです。
電話番号の保管はどうぞお気をつけて!